ただのOLのブログ

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Kazuki Kato 15th Anniversary Special Live ~fun-filled day~ 感想

 4/2(土)に開催された15周年スペシャルライブ(15周年集大成・日比谷野音ライブを2022年4月に開催決定!JOKER一夜限りの再結成! - 加藤和樹Official Web Site|ASSIST)へ参加してきました。
 本当に、ただただ楽しかったです。無事開催されて、無事参加できて本当によかったです。そんな、語彙力も失い記憶も軽く失った一ファンが見切り発車で感想を書いていきます。

 約13年ぶりの日比谷野外大音楽堂でのライブだったそうですが、私自身、野音も初なことに加えて野外ライブ自体も初でした。ライブ日付近の気温は、冬よりの春という感じで、日中は十分に暖かかったですが、朝晩は4月でも「冬か?」と言いたくなるぐらい寒かった時期でした。
 ライブが発表されて割とすぐに行き帰りの交通手段を手配したのですが、私が勘違いをしていて公式HPにがっつり書いてあるにもかかわらず「開演時間まだ未定か…。よっしゃじゃあ前乗りやな」と特に深く考えずに羽田行きの飛行機を手配しました。今思えばそんなことせずに素直に新幹線にしておけよと過去の自分に言ってやりたいですね。

 地獄のような3月(決算月)で、いろんなことがありましたがすべてはこのライブを糧に何とか乗り越えられました。そのせいかライブの前日では朝から「やっとライブに行ける」と気持ちはすでに野音に向かっており、16:50には絶対に定時ダッシュ伊丹空港に向かうぞと職場でそわそわして「早くあと10分すぎないかなぁ~」なんて呑気なことを思っていました。だからなんでしょうかね、16:58ごろに「あ、そういえばこれやっといて」と仕事を振られたときには思わず「—————ッスゥ……ハイ………」と小学生みたいな、すごくすごく不服ですという返事をしたような気がします。何とか退勤して自分でも考えられないようなスピードでダッシュ伊丹空港へ行って、なんとか間に合ったので結果オーライなんですが、もう…二度とあんなことは…。外の冬のような寒さがまた心に沁みましたね…。

 そんなこんながありつつも準備万端で迎えた当日の朝。もうね、昨日までのあれこれなんて忘れましたね。すがすがしい朝でした。開演時間までどうするか、物販並ぶか迷いましたが、野外だったらリハーサルの音聞こえちゃうよなと思ってリハーサルはできれば聞かずにいたかったので適当に散歩へ。そんな中で見つけたこちら。

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 日比谷にもゴジラっていたんですね…。ゴジラ詳しくないのとパッと見ただけですが、すごく細かく作られていて思わず「すご~…」と声が出そうになりました。
 そしてのんびりと日比谷公園へ。日生劇場だとか、この周辺を歩いたことはあるんですが、いつも目的地に直行していて今までずっとスルーしていたのでなんだかんだで初の日比谷公園でちょっとテンション上がりました。てっきり広い公園なのかなぐらいに思っていたのですが全然違いました…。ちょっと歩けば銅像(?)やら石像やらがびっくりするぐらい置いてあるし、何より少し上を見れば木々の緑の中に高層ビルが視界に入ってきてそのギャップが何とも言えない違和感でしたね…。すごいや。

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 ほんと、この写真とか訳が分からないです。こんな場所が一等地に存在するって、東京ってすごい場所ですね。そんな感じで圧倒されながら会場へ向かいました。

 まーーーたライブまでの前置きが長くなってますが…。
 私自身、初の野外ライブだったので防寒対策はしっかりしたつもりで入場し、「必要性は感じないけどとりあえず」の精神でトイレに行ったら予想よりもきれいで使いやすかったです。勝手になぜか公園のトイレ的な感じかなと思っていたので…。
 今回は公式から演出として”サイリウムをみんなで振ろう”と、いつもとは一味違ったことをするよ!とお知らせされていたので、とてもワクワクドキドキしつつも、てっきり「ここからサイリウム振ってね」とか「ライブ中ずっと振る」とかなのかなと思って配られた紙を見たら、全くそんなことはなく割とガチでサイリウム使ったり使わなかったり、色指定もあったりなかったりという内容で…。難易度高くない?と思いつつも開演するまでにできる限りで覚えようと必死でプリントを見つめました。
 この時点ではまだ寒くなかったんです、えぇ。でも入場時に配られたカイロを、使うのもったいないしできれば使いたくないけど念のため(きっと使わないだろうけど)開封しとくか、と開けるだけはしたんです。それがフラグだとは気づかないまま……。

 今更ですがこのライブは「ピアノパート、JOKERパート、ソロライブ(?)パート」の3部に分かれていて、配られた紙にはあらかじめ各パートの順番が記載されていたので事前にある程度の心構えはできていました。そして、若干まるでテストを一夜漬けで迎えたような気持ちでいざ開演となり、まずはピアノと推し(ボーカル)のみでしっとりと始まりました。ちなみにセットリストは以下の通りです。

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■Part1<Piano LIVE>
1.Opening
2.あなたと出会えて僕は幸せでした
3.願いを託して(ミュージカル『北斗の拳』より)
4.生まれ来る子供たちのために
5.春よ、来い
6.いのちの歌
7.ひとりじゃない

■Part2<JOKER>
8.No.1
9.Pain
10.Stand up!
11.challenger
12.ROCKING MAN
13.OVER
14.Summer Breeze
15.Fire Soul

■Part3<加藤和樹&THE DRASTICS>
16.WARNING
17.LOVE GAME(ゲーム『B-project』より)
18.こんな夜が俺は好き(ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』より)
19.15周年怒涛のメドレー
20.Vampire
21.Blue Monday
22.Answer
EN1.Shining Road 2021
EN2.また明日 ※新曲
【ライブレポート】加藤和樹、15周年集大成の宴にこめた溢れる想い「また、この場所で会いましょう」 | BARKS より

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 じっくりと、ピアノと声だけという贅沢な空間を味わいつつたまに聞こえる、野外だからこその風の音だったり鳥の声だったりにも楽しませてもらっていました。配られた紙にはサイリウムを振るタイミングが書いてあるんですが、曲名までは書いてなかったのでチラチラと推しのライブでの初サイリウムのタイミングを窺いながら「あ、次の曲が振るやつだ。何の曲だろう」と思っていたらまさかの「願いを託して」。まさかそう来るとは思ってなかったので「ほ、本当にこの曲で振るんだよね…?あってるよね…??」と困惑しながらすごく周りを見てしまいました。ミュージカル曲に合わせて振ることに慣れてなくて…。
 同じく「春よ、来い」でも振ったんですが、この少し前あたりから寒さを感じ始めていまして(´・ω・`)気づいたら足が震えてきて、防寒バッチリ(私調べ)だったはずなのにサイリウムを振る手が小刻みに震えてきて(笑) 開演前に温めておいたカイロを握っても「なんか寒い((((´・ω・`))))」という状況で…自分の防寒対策を甘く見てました。寒さばかりについて結構書きましたけど、どの曲もよくて、ピアノならではの雰囲気で目を瞑って聞いたら本当に語りかけられているような感じで、GIGとはまた違った楽しみ方ができました。振り返ると贅沢だったなと思います。音楽のことは本当にわからないので、感覚的に”こう”ということしか書けないんですが。

 しっとりとピアノパートが終わって次はJOKERパートでした。雰囲気がガラッと変わってかっこよくバンドメンバーがステージに登場し、最後にゆっくりと正面の扉(?)が開くとJOKERの二人が登場する、という流れだったのですが、マジで本当に登場の瞬間がかっこよくて。扉が開いて二人を見た瞬間、あまりのカッコよさに思わず息をのみ、かっこいい音楽(「No.1」のイントロだったかも…。記憶がほぼなくて)とともに前に歩いてきたときにはもう…。思わず心の中で「うぉぉおおおおおおおおおおお!!!」と叫んだし、声には出さないように必死でした。本当に上がったなぁ。二人がどんな感じだったとか、ステージの様子とかは正直全然思い出せないけど、あの時の自分の感情はずっと忘れられないと思います。それぐらい強烈でした。
 サイリウムの演出に関して、このパートの1曲目まではしっかりと覚えていて問題なかったんですが、1曲目に来たのが「No.1」じゃないですか。こんなめちゃめちゃに盛り上がる曲がきてしまえば、そのあとのサイリウムのことなんてすっかり忘れてステージに全部持っていかれちゃうんですよ。やっぱり楽しかったし、伊達さんのギターかっこよかったです。何がどうかっこいいのか全然言葉にできないしわからないですが、なんかかっこよかったです。
 「No.1」以外にも、JOKERの曲って「やれんのか??!できるよなぁ!!!」と強く励まして(?)くれているような気持になるし、曲もめちゃめちゃにテンション上がる感じのが多いしで一気に体温上がりました。あと、音楽のジャンルとか全然わからないですけど、個人的に(たぶん)ロックが好きなのも関係してるのかもと思ったり。
 おかげさまで2曲目以降のサイリウムは完全に頭からどっか行きまして、イントロでぶち上がってたら周りの人がサイリウムつけてるのが見えて「…ぁあ、サイリウムサイリウム…(カチカチ)」とまるで眼鏡を探す人のようなことしてました。でもずっと楽しかったし、腕を振ってのってる時の気持ちよさ、楽しさってなんなんでしょうね。一夜限りの再結成、最高でした。いつ再結成(2回目)が来ても準備はできてます。

 「あぁ~~~~、楽しい~~~~~!!」と思いながらJOKERパートが終わって、第3パートに突入。1曲目「WARNING」の記憶があんまりないんですが、これもとにかく楽しかったような気がします。もしかしたらジャンプしてたか…も…?イントロ聞いただけで強制的にテンション上げさせられるんですよね。めちゃくちゃサイコー。
 それで次が「LOVE GAME」だったんですけど、これだけはイントロ来た瞬間にノータイムでサイリウム点灯させたし色変えも余裕でした。いつどうやって変えたのか、あんまり覚えてないですけど気が付いたら振ってた。いつの間にか体に刷り込まれてたんか?確かこの時ぐらいには空は真っ暗になってたので、ステージから見たサイリウムがきれいだったんじゃないかなと思います。写真とかでもいいので一度ステージから見た客席全体のサイリウムを見てみたいです。Bプロのライブとかでやらないかな…。
 次の曲の「こんな夜~…」ですが、もうね、正直記憶がありません。なんならその次のメドレーも、どんな曲があったか記憶がありません\(^o^)/ ただ、メドレー前のMCで「ここから怒涛だよ」(ニュアンス)と推しが言っていたのを、私は「まぁ怒涛(優しめ)でしょ」と思い込みまして…。実際には参加された方ほとんどが「怒涛やわ」と思われるぐらい”””怒涛(ガチ)”””でした。\(^o^)/ メドレー終わったらなんか息切れしてましたし…。いやなんで??どんな曲があったのか何も覚えていないので理由はわからないままですが\(^o^)/ でもめちゃくちゃに楽しかったことだけは覚えてます。
 そんな息切れ状態で来たのが「Vampire」で、イントロで久しぶりのライブパフォーマンスがあってすごく上がったし、なんならあまりの久しぶり加減にちょっと泣きそうになりました。過去にいつどんなライブがあったのか詳しくは覚えてないですけど、例の感染症流行前以来でしょうか…。もうメドレーから「Answer」まで一瞬で過ぎていったような気がする。メドレー以降も全然怒涛でした。
 そんな激熱な流れでしたが、アンコール2曲目の新曲は雰囲気ががらりと変わってしっとり?ほんわか?した曲で、ライブの最後ということもあって沁みました。ほんと、些細な日常の中にある小さな幸せを噛みしめるような、友達に愚痴を聞いてもらって励ましてもらってじんわりと元気をもらうような風に聞こえて、ちょうど決算月を乗り越えた私にとってすごく刺さりました。そんな歌詞がゆったりとした温かいメロディー(?)にのせられていて、それがまた好き。アゲアゲでノリノリな曲も、何もかもを忘れさせてくれて楽しくてハッピーで最高な感情でいっぱいになるから大好きですが、バラードもいいですね。ライブでは最後の歌詞が「ありがとう」でしたが、一ファンの私にとっては「こちらこそありがとう」という気持ちでした。推しが音楽活動を15年間も続けてくれたおかげで今日私はこんなに楽しいライブに参加できましたし、終演後にはこの先のライブも発表されて、楽しいことが続くんだと思わせてくれることに感謝でいっぱいです。

 そんなこんなでライブが終わり、余韻に浸りながらも時間に余裕があったので運試しにガチャをやってみました。ちなみに前回のGIGツアーでのガチャは5回中すべて生写真というある意味の引きの強さ(?)を発揮したわけですが、今回はというと…

 ロゴ入りポーチ

 ロゴ入りポーチ

 珪藻土コースター

 ハンドタオル

 眼鏡クロス

………いや、……え?…あれ?あの…生写真は…?「まぁ前回は全部生写真やったし今回も生写真は絶対来るかな~」なんて生意気なことを思っていたからなんでしょうか。1枚も来てくれませんでした。そんな…。なんかすごい空振りした気分ですが、どれもこれも実用的なものばかりですので早速ありがたく使わせていただいております。

 15周年記念のライブが本当に最初から最後まで楽しくて楽しくて、タイトルにある通りの「~fun-filled day~」で一日が終わってしばらくはアドレナリンが出ているのか少しテンションがおかしかったような気がします。それと今回のこの感想が全体を通してふわっとした内容ばかりでしたが、あまりにも楽しすぎてステージの雰囲気どころか、正直レポート記事のセトリを見て「歌って…た…?」となったところがあったりしまして…。最高!!という感情はバッチリ覚えているのにどうして…。だからこそ、このライブの放送があると知ったときはえもいわれぬ安心感がありました。

otn.fujitv.co.jp このめちゃくちゃ楽しかったライブを早く見返したいので5/29が待ち遠しいですし、早く来てほしいです。できることなら明日放送してほしい。そして可能なら円盤を発売してほしい。欲を言えばBDで発売してほしい。ライブ後の月曜日は自分でも思った以上のBLUE MONDAYで抜け殻のようでしたがこの放送を思い出してなんとか持ちこたえました。ところで放送時にニコ生で実況とかあったら嬉しいな。よくある、黒背景・音声無しにコメントだけが流れるスタイルで十分なのでみんなと一緒に盛り上がりたい。放送は録画もできるっぽいので個人で楽しむ分には後でじっくり楽しみます。今のインターネットについていくのがなかなか大変で、なじみのあるニコ生でやってもらえると楽しそうだな、と思いました。
 他にも思いついてらっしゃる方がおられたり、公式が考えてくれてたりしてるかもしれませんが、ご意見送ったりとかよくわからないのでこんなインターネットの片隅に書き残してみます。

 とにかく、本当に最高でめちゃくちゃ楽しくて笑顔しかなかったこのライブに参加できて本当に良かったです。これから毎月リリースされるシングルもすごく楽しみです。本当にありがとうございました!!!!